仮想通貨といえば「BTC」「XRP」「NEM」のように英語3文字で表記されることが多いですよね^^
この英語は「ティッカーシンボル」と呼ばれ、通貨の数量を表す単位です。
「1BTC」と表記されていればビットコイン×1。「10XRP」と表記されていればリップル×10。ということになります( °ω°)
これに加えて「BTC/JPY」のように「単位+/(スラッシュ)+単位」という表記も目にしたことがあると思いますが、これはティッカーシンボルとはまた別の「通貨ペア」と呼ばれる各通貨の価値を示す時に使われます。
仮想通貨に少しでもやったことがある、やってみたいと思って何かしら調べたことがある方なら何となくでもイメージはできると思いかと^^
ただ、この通貨ペアの正しい見方を知っている、本当の意味を知っている、という方はかなり少数なのではないでしょうか?👀
この記事では、通貨ペアの正しい見方・使い方を紹介し、各通貨ペアごとの特徴や自分と相性の良い通貨ペアの紹介も一緒にしていきます!
もくじ
「通貨ペア」ってなに?
「BTC/JPY」の読み方は?どういう意味?
まず「BTC/JPY」の正しい読み方は「ビットコイン円(えん)」です。
「XRP/JPY」なら「リップル円」。「ETH/BTC」なら「イーサ・ビットコイン」とそれぞれ読みます。
もうお分かりのように、通貨ペアの読み方は「通貨の名前+通貨の名前」です。凄くシンプルで分かりやすいですよね(笑)
次に通貨ペアの意味ですが、左側の通貨の価値を右側の通貨の価値に置き換えています。「売り買いする通貨同士の組み合わせ」と考えると分かりやすいです^^
例えば「日本円でビットコインを買いたい」となったとき、ビットコインの値段を調べるためにはビットコインの価値を日本円に直す必要がありますよね?
そこで使われるのがBTC/JPY(ビットコインえん)という表記です。
仮想通貨の値段をまとめたキュレーションサイトでは「BTC/JPY=700000」のように表記されています。これは「ビットコイン(BTC)を日本円(JPY)に直すと〇〇円になる」という意味で使われ、国内の仮想通貨取引所でも「単位+/+JPY」という表記をするのが基本。
あらゆる場面でこの表記を見る機会があるので、今のうち正しい意味を覚えておきましょう(و°ω°)و
ちなみに、決済通貨を円にするれば「円建て(えんだて)」、BTCにすれば「ビットコイン建て」と言います。これも頻繁に出てくる用語ですので覚えておきましょう!
「左:基軸通貨」と「右:決済通貨」の関係は?
通貨ペアは「通貨の名前+通貨の名前」で読むと先に紹介しましたが、この時左側の通貨を「基軸通貨(きじくつうか)」と言い、右側の通貨を「決済通貨(けっさいつうか)」と言います。
基軸通貨は売り買いの対象となる通貨、決済通貨はその通貨を売り買いするために使う通貨のことです。
BTC/JPYならBTCが基軸通貨でJPYが決済通貨となり、「ビットコインを日本円で買う」若しくは「ビットコインを日本円で買う時の値段」を意味します(°∞° )
ETH/BTCなら「イーサリアムをビットコインで買う」か「イーサリアムをビットコインで買う時の値段」ということになります^^
通貨ペアごとの特徴
通貨ペアが変わると値動きも変わるのか?
外為FX(為替FX)では、通貨ペアの組み合わせが変わると値動きも変わります。これは通貨の価値がその国の財政状況や投資家たちの思考に左右されるからです。
では、仮想通貨はどうでしょうか?
百聞は一見に如かず、ということでまずは仮想通貨でも主要な通貨になっている「BTC」「ETH」「XRP」の3つの価格推移を見てみましょう!
通貨ペア | H4(4時間足) | Daily(日足) |
---|---|---|
BTC/JPY | ||
ETH/JPY | ||
XRP/JPY | ||
↑H4(4時間足)で見てみると、何となく似たような動き方をしているようにも思えますが、Daily(日足)で見てみると全く違う動き方をしているのがわかりますね^^
これまでは1番取引量の多かったビットコインにつられてアルトコイン※も同じような動き方をすることが多かったのですが、最近のドミナンス※を見てみるとアルトコインの取引量がかなり多くなっています。
※アルトコインとは・・・ビットコイン以外の仮想通貨の総称のこと
※ドミナンスとは・・・時価総額をグラフ化して、各通貨ごとに区分けして表示したモノ
ドミナンスの割合と通貨の値動きの傾向は比例するので、アルトコインの取引量が相対的に増加している今は「各通貨ペアで動き方が変わる」と言えますね!^^
次に、仮想通貨同士の通貨ペアを見てみましょう!
仮想通貨同士のペアはあまり見かけないと思いますので1番取引量が多い「決済通貨がBTCの通貨ペア」を見てみます!
通貨ペア | H4(4時間足) | Daily(日足) |
---|---|---|
ETH/BTC | ||
XRP/BTC |
先に紹介した、円建て(/JPY)の通貨ペアとそこまで変わらない動きになっているのがお分かりいただけると思います。
各通貨の価値は種類別に差がある事を考慮するともう少し差が出てもいいような気もするのですが、ドミナンスはまだビットコインに分配がありますからね。ただETH建て、XRP建てになれば話は変わって来ると思います( ・ิω・ิ)
スプレッドが狭い通貨ペア
スプレッドとは買値と売値の差のことで、これが狭ければ狭いほど取引が有利になります。
外為FXでは通貨ペアごとにスプレッドも違いがあるのですが、仮想通貨はどうなのでしょうか?
「BTC/JPY」「ETH/JPY」「XRP/JPY」のスプレッドの差を計算してみましょう!
↑上の画像は、MT5というチャートツールで各通貨ペアのスプレッドを表示させたものです。
通貨ペアの下に表示されているのがスプレッドの金額なのですが、これは右側に表示されている値段の下3桁をに当てはめる数字です。
ちょっと分かりづらいと思いますので、表にしてまとめてみました(笑)
通貨ペア | 1通貨の値段(売値) | 1通貨の値段(買値) | スプレッド | スプレッドの割合 |
---|---|---|---|---|
BTC/JPY | 708806円 | 709294 | 488円 | 0.06% |
ETH/JPY | 22049円 | 22167 | 118円 | 0.5% |
XRP/JPY | 50.035円 | 50.141 | 106(0.106円) | 0.02% |
↑スプレッドがいくらなのか?という指標だけを見ればBTC/JPYが1番スプレッドが高いですが、スプレッドの幅を判断するときは「いくら?」よりも通貨に対しての割合を見ましょう。
上の表の中で言えば、スプレッドの割合が「0.5%」と1番高いETH/JPYが「1番スプレッドが広い」と言えます(°ω° )
つまり、通貨ペアごとのスプレッドがいくらなのか?というところだけを見て「スプレッドが広い、狭い」と判断するのは早合点なわけですね^^
トレンドが発生しやすい通貨ペア
トレンドというのは、価格が階段のように同じ方向に動き続けている状態のことを言い、比較的取引しやすいことから「トレンドが出ているどうか?」は投資で稼ぐために結構重要な要素になります。
そこで誰もが考えるのが「通貨ペアごとに値動きも違うのだから、トレンドが出やすい出にくいもあるんじゃないの?」ですよね( ・ิω・ิ)
少し飛躍している気はするものの理に適った考え方なので、ボクもいろんな通貨ペアを日夜監視し続けてみたのですが、、、、特にありませんでした(泣)
そもそも取引している人たちの目的が同じにならなければ価格も同じ方向に動き続けないので、そうならない限りトレンドは発生しないものなんですよね。なので「通貨ペアが違うから」という理由だけでトレンド出現率は変化しないのですよ(´°ω°`)
少し極端な例ですが、昨年のバブルみたいに皆して「買おう!」とならない限りなかなかトレンドは見つからないモノです^^;
相性の良い通貨ペアを見つけると稼ぎやすくなる
普段スマートフォンを使っている時、家電を使っている時、料理をする時、「あれ?なんかコレすごく調子良いぞ!?」みたいな自分のお気に入りってあると思います。
仮想通貨の通貨ペアにも同じことが言えて、自分のお気に入り=自分と相性の良い通貨ペアがあるものです。あくまでも個人の感覚に左右されるところですので、決して他の人も同じ通貨ペアと相性が良くなるとは言い切れないのですが👀
例えば、ボクで言えばBTC/JPY、ETH/JPY、ETH/BTCなんかが結構相性良いと自分では思ってます。このブログの中で紹介している普段のトレードからも垣間見れると思いますので参考までに^^
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・利食い(利益確定)がバッチリ決まって、予定通りに決済を済ませることが出来た。
・惜しい!と思えるトレードが何度かあった
↑こんな感じで、トレードの調子が良いな!と思えることがあったら、自分と相性の良い通貨ペアである可能性が高いです( ・ิω・ิ)
正直この境地に到達するまではそこそこ経験を積まなければならないのですが、逆に見つけられるとまるで運命の赤い糸で結ばれているかのような錯覚になれます(笑)
もちろん、取引結果もグンッと変わると思いますよ^^”
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