出来高ってなんのこと?初心者も初めに見るべき指標を詳しく解説します^^

「出来高」というのは、株や為替でも見られている分析指標の一つです。

これから何かしらの銘柄を買おう・売ろうとしている全ての人たちが最初に見る指標でもあるので、信頼性はかなり高いと言えると思います^^

仮想通貨に於いても一緒で、各通貨の出来高を見てから取引を始める、若しくはすでに持っている通貨の値動きの度合いを出来高で見る、というふうに使われています。

初心者の方には棒グラフがただ並んでいるだけに見えると思いますが、慣れている人にとっては自分の売買取引を左右する重要な指標になるんです。

この記事では、仮想通貨で売買取引をする上で基本中の基本になる出来高について、見方や使い方を可能な限り具体的に紹介します( ・ิω・ิ)

出来高を見て分かること

出来高は市場の盛り上がりを見るパラメータ

出来高というのは一定の時間内に売買された数量のことです。ウェブサイトとか取引所では円換算した値段を表示させています。

例えば、ビットコインが1日で1万回取引されればその日の出来高は「1万BTC×円換算した値段」で表示されます。
その時のビットコインの値段が70万円ならその日の出来高は70億円になり、1日で70億円分のビットコインが買い手と売り手の間でやり取りされたということになります^^

出来高はチャートに表示させることもできるので、これまで出来高がどのように変化してきたのかを確認することもできます。

つまり、これまでどのくらい取引されてきたのか?今どのくらい取引されているのか?のような「市場の盛り上がり」を見るためのパラメータのことを出来高と読んでいるんです。

出来高と価格の関係性

出来高は市場の盛り上がりを見るためのパラメータと紹介したので、中には「出来高が上がる=通貨の値段も上がる」と思った人もいると思います。

が、残念ながらそこまでシンプルではないんです。なぜなら仮想通貨は「空売り」ができるから。

つまり、出来高が上がり市場が加熱していることが分かったとしても「買われているから」盛り上がっているのではなく、「売られて」盛り上がっている可能性もあるわけです。
ということで出来高と価格の関係をまとめると↓

出来高価格値動き
出来高増加価格上昇上昇トレンド継続
出来高増加価格下落下落トレンド継続
出来高減少価格上昇買い方が続かず下落しやすい
出来高減少価格下落売り方が減り上昇に転じやすい

↑出来高の変化を確認できたら、そこからどっちに値段が動いているのか?というところまで見るようにしましょう^^

出来高を120%取引に役に立てるコツ

どこの出来高を見ればいいの?

出来高は取引所ごとに算出され、取引所ごとで出来高に多少なりとも誤差が生じるものです^^

流動性の高いメジャーな通貨であればあるほどその差は狭くなっていきますが、取り扱い取引所の数が少ないニッチなコインであればその差は広くなります( ・ิω・ิ)

では普段はどの出来高を見れば良いのかと言うと、まずはじめに「銘柄の紹介サイト」で確認してから自分が利用している取引所ごとの出来高を確認すると良いと思います。
参考 CoinMarketcapコインマーケットキャップ ちなみに取引所の出来高をまとめてチェックするアプリだと海外取引所の出来高しか見れないのであまりオススメしません。

出来高の変化で売買の大まかな方向性を見る

投資で有名な理論の中に「ダウ理論」というものがあります。
ダウ理論の中ではトレンドが発生する初期段階のことを「先行期」と読んでいるのですが、出来高を見ることで先行期を見つけることができます。

まず、先行期の特徴は「価格の天井・底値を付けた状態で1方向に大きく動く」という点。これを出来高に直すと「出来高があまり上がらない状態から一気に出来高が上がる」となります( ・ิω・ิ)

つまり、価格が底値・高値でウヨウヨしている時、反対方向に価格が一気に上昇し始めたら売買のチャンス到来!ということです^^

値段が上がった・下がった後から取引を始めることになるので決して大きな利益を狙えるわけではありませんが、それでもかなり有効な使い方です₍₍(ง°ω°)ว⁾⁾”

初心者もまずは出来高のチェックから

投資のテクニカル分析では、インジケーターとかファンダメンタルズといった専門的な分析方法が主流になっていますが、出来高のようにシンプルな指標の方が効力は高いです。

特に初心者の方はあれやこれやインジケーターをチャートの中に入れ込むのではなく、出来高とローソク足の動きからシンプルに分析できるようになったほうが良いと思います。

で、自分の中で「もう少しココを詳しく分析したいな〜」という点が見つかったら、それに特化したインジケーターを導入する、というのが理想ですね^^
何はともあれ、まずはシンプルに相場を分析しましょう!

それでは、今回はこの辺で。

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