「ハイレバレッジは危ない!」
「いや、危なくない!」
投資業界ではこういった意見が日夜飛び交ってます(°∞° )
仮想通貨取引の知識が少ない方は、「結局どっちなの?」という気持ちになるかもしれませんが、実は、レバレッジっていうのは捉え方・使い方次第で危険になり便利にもなるので、一概に「危ない・危なくない」とは言い切れないんです。
もっというと、自分がどのくらいのペースでお金を増やしたいのか?によって変わるモノでもあるのです(°ω°)
この記事では「レバレッジは危ない / 危なくない」というテーマをもう少しだけ深掘りして、レバレッジとはどういうモノなのか?どうやって使うと便利なのか?危険なのか?という部分を紹介していこうと思います^^
少し長い内容になりますが、この記事に辿り着いたのも何かの縁ですので「レバレッジを高くした方が良いのか?低くした方が良いのか?」自分で決められるようになりましょう^^
もくじ
レバレッジとはなんなのか?
取引会社に自分のお金を証拠金(担保金)として預け入れることで、証拠金の数倍~数百倍の金額で取引できます。これをレバレッジといいます。
では、レバレッジとはどういったモノなのか?どういう時にどのように使われるのか?
レバレッジの基本事項を見ていきましょう^^
レバレッジとは「てこ」
「レバレッジ(leverage)」を直訳すると「てこ」という意味になります。
少ない資本金でも大きな取引ができるようになることを表していて、「レバレッジを掛ける」「レバレッジ○○倍」といった言い方をします。
仮想通貨取引は、自分のお金で実際に通貨を売買する「現物取引」と、取引所に通貨を借りて売買する「信用取引」の2つに大きく分けられるのですが、レバレッジが使えるのは「信用取引」のみです。
取引所に入金した自分のお金を証拠金(担保金)として、入金した金額以上の通貨を借りて売買するときにレバレッジが使われています(°ω° )
レバレッジの役割とはなんなのか?
「少ない資本金でも大きな取引ができるようになる」と紹介しましたが、これだけではただ単にリスクが高いだけの危険なモノのように思えてしまうので、もう少し詳しく見てみましょう^^
まず、レバレッジの役割は前述したように「てこ」です。
もっと具体的にいうと「掛け算」ですね( °ω°)
計算式にするとわかりやすいと思います↓
↑こんな感じで、通常ならば「資金=注文数量」となるところを、レバレッジ(掛け算)を間に入れることによってより多くの注文ができるようになります。
これがレバレッジの役割です( °ω°)
↓そして、これを逆算にするともっとイメージがしやすいと思います^^
↑前に紹介した式を逆算しただけですが、実際に取引をする時はこの手順で計算をします。
チャートを見て「この価格で買いたいな〜」と思ったら、まずどのくらいの注文を出すかを考えて、次にそのためにいくらの資金が必要なのかを考えるのですが、この時に自分は最大で何レバレッジまで掛けられるのか?によって必要な資金(証拠金)の額がわかるんです(σロ-ロ)✧
つまり、取引所で決められているレバレッジ上限が高ければ高いほど、それだけ取引できる額の幅が広がるということでもあります。
レバレッジは高い方が良いのか?低い方が良いのか?
自分の稼ぎたいペースに合わせて決める
レバレッジは自分の資金よりも大きな取引をできるようにしてくれるので、高くすればするほどリターンも上がり、比例してリスクも上がります。
より短い時間で稼ぎたいのであればレバレッジを上げたほうがいいですし、長い時間を掛けてコツコツと稼ぎたいのであればレバレッジを上げる必要はありませんし、掛ける必要も無いと思います^^
例えばですが、10000円を資金に10000円を稼ぎたいヒトAとBがいたとします。
10000円稼ぎたいです!
10000円稼ぎたいデス!
Aくんは「数ヶ月掛けて10000円稼ぎたい」と考えていて、Bくんは「数週間で10000円稼ぎたい」と考えていたとします。
数ヶ月で10000円!
数週間で10000円!
この時、数ヶ月で10000円稼ぎたいAくんならレバレッジ10倍くらいでもいいのですが、比較的短い期間で稼ぎたいBくんは50〜100倍くらいはレバレッジを掛る必要があります( °∞°)
レバレッジは10倍くらい!
レバレッジは100倍で行くヨ!!
かなりざっくりとしてますが、だいたいこんな感じですね^^
よく分かってないヒトは最大レバレッジでOK
「自分が稼ぎたいペース」と言われてもいまいちピンっと来ないヒトもいるかもしれませんね^^
もし自分の稼ぎたいペースがまだ決まっていないのなら、とりあえず「最大レバレッジ」で取引をしていみましょう♪
ただし、「レバレッジを最大にして注文数量を名一杯にする」という意味ではなくて、「少なめの注文数量でレバレッジを最大にする」という意味です^^
先に紹介したように、レバレッジは注文数量から資金を求める時に計算で求めますので、注文数量に関係なく倍数を選択できるんです( °∪°)
つまり、10000円分の注文をしようが100000円分の注文をしようが、レバレッジを100倍にすることができるんですよ♪
例えば、資金10000円の時に10000円分の取引をしたい時でもレバレッジを100倍にすることが出来ます。
別にそこまで大きなメリットはないのですが、レバレッジの設定は取引所に口座開設するときに設定させられることが多く、1度設定するとあとで変更するのが面倒なんです^^;
なので、どうしたらいいのかわからないヒトは予め100倍に設定しておきましょう^^
レバレッジ1倍と10倍でどう違うのか?
レバレッジ1倍と10倍の違いは、単純に利益が1倍か10倍かの違いなんですけど、ここではもう少し詳しく紹介するために実際に計算をしてみます^^
計算するには↓以下の要素が必要です。
ビットコイン(BTC)=720000円とします。
【値幅(ねはば)】
720000円のBTCが730000円に値上がったとします。
【注文数量】
10000円分のBTCを買います。
【資金】
今回は10000円です。
【レバレッジ】
今回は「1倍」と「10倍」^^
〜計算式〜
注文数量 = レバレッジ × 資金 ÷ 通貨の値段
利益 = 値幅 × 注文数量
↑本当はもう少し複雑な計算になるのですが、今回は分かりやすさを重視しているので簡単なモノにします^^
それでは!レバレッジ1倍と10倍でどのように違うのか?さっそく計算してみましょう₍₍(ง°∪°)ว⁾⁾
〜例題:レバレッジ1倍〜
Q:「ビットコイン=720000円」「資金=10000円」の時、ビットコインを10000円分買って、その後730000円まで値上がりした時の利益を求めます^^
【値幅の計算】
730000円 ー 720000円 = 10000円
【注文数量の計算】
資金:10000円 × レバレッジ:1倍 ÷ BTCの値段:720000円 = 0.01389BTC分の注文
【利益の計算】
値幅10000円 × 0.01389BTC = 138.888円
A:138.888円
〜例題:レバレッジ10倍〜
Q:「ビットコイン=720000円」「資金=10000円」の時、ビットコインを10000円分買って、その後730000円まで値上がりした時の利益を求めます^^
【値幅の計算】
730000円 ー 720000円 = 10000円
【注文数量の計算】
資金:10000円 × レバレッジ:10倍 ÷ BTCの値段:720000円 = 0.1389BTC分の注文
【利益の計算】
値幅10000円 × 0.1389BTC = 1388.88円
A:1388.88円
レバレッジに比例して利益も10倍になりましたね!当たり前ですが(笑)
ただ、こうして実際に計算すると「どのような経緯で10倍になるのか?」という取引の中身の部分を詳しく見ることが出来ると思います^^
これから1人で取引する時も利益計算は必須ですので、参考にしてください♪
まとめ:レバレッジ=リスクと利益のバランス
レバレッジは高いほうが良いのか?低いほうが良いのか?なんとなくでも自分の中で答えが見つかったでしょうか?(°∪° )
仮想通貨取引は自分がどのくらいの資金でいくら稼ぎたいのか?どのくらいのペースで稼ぎたいのか?によって、取るべきリスクと狙うべき利益が変わってきます。
そして、この「取るべきリスク」と「狙うべき利益」のバランスを調整してくれるのがレバレッジなんです( ・ิω・ิ)ドヤ
これから仮想通貨取引を成功させるにはこのバランス調整が必要といっても過言ではありません!
これから始めようとしているヒトも、すでに始めようとしているヒトも、必ず覚えておきましょう^^
それでは。今回はこの辺で。
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