ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)はその名の通り、 ビットコイン(BTC)から分裂して生まれた仮想通貨です。
「なら、所詮ビットコインのコピーでしょ?」と侮るなかれ。
時価総額は2018年3月現在、1位のビットコイン、イーサリアム、リップルに続き第4位につけてて、今年中にはビットコインをも抜かすと言われている、注目の仮想通貨なのです!!
今回はこのビットコインキャッシュがそもそもどんな通貨なのか?といった始めの一歩から、仕組みについてや、今なぜそんなに注目されているのか?といったところまで解説していきます(*°3°)
仮想通貨投資の正攻法は、今後上がっていきそう(需要が十分に増えそう)なコインの情報を素早くキャッチして、価格が上下してく中でいかに良いポジション(安いところで買う)をとり、良いポイントで決済(高いところで売る)かです。
そのためには、最低限そのコインの仕組みや、なぜ上がりそうなのか?といった情報を知っておきましょう(*°3°)
この記事では「マイニング」「ブロック」と言った言葉がちょくちょく出てきて、ビットコインのことをある程度知っている前提のお話になってます。
まだ「ビットコインってなに??」と言う方は、まずこちらの記事からお読みください。
もくじ
ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)とは?
ビットコインキャッシュは2017年8月1日にビットコインのハードフォークによって生まれた、割とできたてほやほやな仮想通貨です。
ハードフォークとは、仕様の変更(改善)によって分岐が起こり元あったものと互換性の無い新しいシステムが誕生する事を言います。
このソフトフォーク・ハードフォークは仮想通貨投資でよく使われる用語ですので覚えておくと便利です♪
ビットコインの基本的な情報をまとめるとこんな感じです!
※表は2018年3月現在の数値です。
リアルタイムはこちらも参考にhttps://coinmarketcap.com/currencies/bitcoin-cash/
BCH(ビットコインキャッシュ)の基本情報! | |
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通貨名/表記 | ビットコインキャッシュ / BCH |
開発者 | 多数の開発チーム |
発行上限 | 21,000,000LTC |
現供給枚数 | 17,042,275 BCH / 81% |
Mining報酬 | 12.5BCH |
半減期 | 21万ブロックごと(4年に1度)で2021年の8月 |
リリース | 2017年8月 |
承認システム | PoW(Proof_of_Work/プルーフ・オブ・ワーク) |
公式サイト | ビットコインキャッシュ公式サイト |
SNS |
時価総額は2018年3月現在、お値段なんと¥1,892,005,767,557。
ビットコインから分裂して作られたとは言え、兆を超える大きさを誇っております。
2017年の10月にはBitcoin.comのCEOで【ビットコインの神】と呼ばれるロジャー・バーが
「ビットコインキャッシュこそ(本当の)ビットコインだ」
と、ビットコインキャッシュを支持したことでも注目を浴びました。
Bitcoin Cash is Bitcoin. https://t.co/SXGrEXVV3F pic.twitter.com/uH7dQqaZor
— Roger Ver (@rogerkver) 2017年10月17日
まだまだビットコインとの差は大きいですが、将来的には
世紀末の名言「兄よりすぐれた弟なぞ存在しねぇ!!」を覆す仮想通貨なのかもしれません(*°∪°)
ちなみにビットコインキャッシュは多くの国内取引所で手に入れられますが、手数料の面から見るとZife(ザイフ)がお得です!
1.ザイフでアカウントを作る
2.ザイフに日本円で入金する
3.取引所でBCHを購入する
※ザイフで仮想通貨を買う方法!※
ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)誕生秘話
ビットコインキャッシュ誕生の経緯をババっと見ていきましょう…
時は遡ること数年前。
ビットコインのコア開発者たちは利用者の急激な増加から、取引データが多くなり過ぎて処理しきれず、送金や決済が滞ってしまう「スケーラビリティ問題」に頭を悩ませていました。
まずいな..このままだと使い勝手が悪くなるし、手数料が高騰して(高い手数料が優先処理されるため)
我々のビットコイン普及・拡大作戦に支障が出てきてしまう…
あっ、そうだ!1ブロックのデータ量を小さくしていっぱい入るようにすれば良いんだ!ワタクシって天才〜♪
コア開発者たちは【segwit(セグウィット)】と呼ばれるこの解決策を提案しました。
これはUASF(ユーザー・アクティベート・ソフト・フォーク)と言って、既存のブロックを分裂させずにアップデートする仕組みです。
しかし、これに対してビットコインのマイニングを支えている(占領している?)、中国マイナーたちが待ったをかけます。
ちょ、待てよ!!そんな変更したら今の機材でマイニングが出来なくなっちゃうよ!!
それよりもブロックチェーンの1ブロックをデカくしちゃえば良いじゃん♪データいっぱい入るお。
segwitに対し、中国のマイニンググループは【ビッグブロック】と言う解決策を提案。
これはUAHF(ユーザー・アクティベート・ハード・フォーク)と呼ばれる、2つに分裂して1つをアップデートする仕組みです。
しかし、どちらも主張を譲りません。
いや!絶対セグウィットが良いもん!
ビッグブロックだおー!!
妥協案としてsegwit2Xってのはどうだい?
ビットコイン投資のベンチャーね。
segwit2Xはsegwitを実装した上でブロックもちょいデカくする、そしてマイニングも出来ると言う両方を合わせたような解決策です。
ちなみにsegwit2Xも最終的にはHFして分裂する予定の策です。
それや。
これにマイナーたちは一時的に賛成するも、segwit2Xは突貫工事で色々な脆弱性が指摘され結局、無期限先送り状態に。
話が平行線のまま、2017年8月1日にブロックの大きさを可変にしたビットコインキャッシュがハードフォークを経て誕生したのでした。
埒あかんから作っちゃった♪テへ
こんな感じで半ば強引に作られたビットコインキャッシュですが、機能はなかなか優秀です。
続いては、今後の投資の判断材料としてビットコインキャッシュの優れている点・問題がある点を見ていきましょう。
ビットコインキャッシュのメリット・デメリット
ビットコインが元になっているので、仕組みは大きく変わりませんが以下がビットコインキャッシュの特徴になります。
- ブロックサイズ(8MB)
- マイニング難易度の調整機能(DAA)
- 新しい署名方法(SIGHASH_FORKIDフラグ)
ブロックサイズ(8MB)
前述のようにスケーラビリティ問題解決のため、ブロックのサイズを1MB(メガバイト)から8MBに拡大。
1ブロックでより多くのデータ処理を行えるようになり、ビットコインより早く・手数料も安く使えるようになりました。
しかし、ブロックが大きくなった場合のマイニングにはネットワークの速度が重要になってくるらしく、高速の回線を用意しないとマイニングで不利になってしまいます。
そのため、超高速の回線を用意できる一部の企業などが独占してしまう(中央集権)のではないかと言う懸念もあります。
これに対して、ビットコインキャッシュ支持層からは技術進化によって今後回線の速度もどんどん速くなるから差も縮まるだろうと言われています。
Grapheneというスピードアップの技術も実装されるという話が出ているそうです(ソースが英語で良く分かりませんでした^^;)。
https://news.bitcoin.com/graphene-block-propagation-technology-claims-to-be-10x-more-efficient/
ちなみに日本からはSBIグループがビットコインキャッシュのマイニング参加を表明しています。
マイニング難易度の調整機能(DAA)
ビットコインキャッシュではDAA(Difficulty Adjustment Algorithms)と言う、安定しているときはノータッチ、マイニングの計算速度(ハッシュレート)が急変した時には、すぐに難易度を調整して平均で10分に1このブロック生成を保とうとするシステムです。
これにより、安定したブロック生成ができるようになり、ビットコインよりも取引の遅延や手数料の高騰が起こりにくくなっています。
新しい署名方法(SIGHASH_FORKIDフラグ)
リプレイアタックという、分裂した通貨の片方を送るともう片方も同じように送られてしまうことを利用した攻撃を防ぐために実装された仕組みです。
具体的には署名ハッシュアルゴリズムをSIGHASH_FORKIDフラグと言うものにし、ビットコインとの差別化をしたようです。
ビットコインキャッシュの今後
ビットコインキャッシュが誕生した分裂騒動に対しユーザーからは
「一部のマイナーの意見で勝手に分裂できちゃうの!?」
「BCHは大手マイ二ング企業が独占して中央集権になっちゃうじゃん!」
的な批判が集まっているのも事実かと思います。
元々非中央集権的な思想で生まれたのがビットコインなので、ビットコインキャッシュの中央集権的な運用の是か非は様々な意見があります。
かと言って現状続いているビットコインの送金詰まりや手数料の高騰も無視できない問題ですよね。
やっぱりユーザーとしては【中央集権】とか割とどっちでもいいのではないでしょうか??
なので速くて安い、ビットコインキャッシュが選ばれていくのではないかと個人的には考えてますね。
やっぱり使う人ありきでしょう!
と言う訳で、ビットコインからビットコインキャッシュに乗り換える人が多くなり…2018年はビットコインキャッシュがビットコインを抜くのではないかと妄想してます(*°∪°)
あれ、もしかして王者陥落のピンチ!?
ビットコインもスケーラビリティ問題に対してはオフチェーンと言う技術を使って対応予定ですので、今後実装される日時など情報収集しておきたいところですね!
一気に価格が上がる(もしくは下がる)かもしれません。
ボクたちクリブロも積極的に情報配信していきますのでご活用ください♪@crybro_token
また、ビットコインキャッシュを取引する際はハードウォレットの使用をオススメします!
フルノードと呼ばれる方法で管理することもできるらしいですが、ビットコインキャッシュはブロックサイズ拡張により、フルノードするには大企業が使うような高速回線を用意しなくてはなりません。。。
ちょっと現実的ではないので、ボクはLedger Nano Sを使ってます♪
【BTC経由でBCHを買う手順】
1,国内取引所(bitflyer、Zaif、CoinCheck、etc)に口座開設&入金
2,BCHを扱う海外取引所に口座開設(※下の表を参考に)
3,「1」の国内取引所から、「2」の取引所に送金
4,BCHを購入!!
ちなみに。
BTCでBCHを買うなら取引所で買うよりも交換所:Changllyで買ったほうがお得です!!;
【ChangellyでBCHを買う方法】
1,Changellyにアカウント登録
2,パスワード、二段階認証の設定
3,BTC経由でBCHの購入
BCHの取引所オススメ一覧♪ | 取扱通貨ペア |
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Okex(オーケーイーエックス) | BCH/BTC |
Zaif(ザイフ) | BCH/JPY |
bitflyer(ビットフライヤー) | BCH/JPY |
仮想通貨コミュニティ「Crypto brothers」
改めまして、Crypto brothers(略して”クリブロ”)管理人の東くん(とうくん)です(*°∪°)
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SNSはまだまだ不慣れですが、ゆくゆくはオフ会とか勉強会みたいなイベントも開催できるオンラインコミュニティを作りたいとも思ってますので、ヨロシクお願いします♪
当クリブロコミュニティでは、MLM(マルチ商法)・ネズミ講・ネットワークビジネス等は一切行っておりません。
また、そういった活動目的での参加もお断りさせていただいており、万が一そういった活動をされている方を見つけた場合、遠慮なくキックさせていただきますm(_ _)m
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