こんにちは♪東くん(@crybro_token)です^^
7月から始まりました「仮想通貨FXの正しい知識」を皆様にお届けする【図解で学ぶ仮想通貨FX!】、今回は第3回目でございます^^
初回は「仮想通貨FX(BTCFX)とはどんなものなのか?」というざっくりとした基本知識を紹介させていただき、2回目では「仮想通貨FXで最短で勝つための”スタイル”」について紹介させていただきました。
図解で分かる仮想通貨FX①!初心者が抑えるべき基本知識と心構え 図解で分かる仮想通貨FX②!勝利への最短距離は自分に合ったスタイルを見つけること! これまでの2回は仮想通貨FXで勝つための絶対必要な基礎知識でしたが、今回紹介する「テクニカル分析の3つの公式」は絶対必要な実戦知識です。
なぜ”絶対必要”なのかというと、テクニカル分析はチャートに表示される一見ランダムな値動きを「公式化」できるからです。
公式化というのは、例えば中学校で習う「オームの法則」や「慣性の法則」のように、一見ランダムに思える”現象”の中から一定のパターンを見つけることを言います。
仮想通貨の値動きって「えっ?ここで上がるの?」みたいに、なんの前兆もなく上がったり下がったりしているかのようにも見えますが、実はその中にも法則やパターンが隠れているんです。
んでもって、その法則やらパターンを見つける為に使われるのが「テクニカル分析」というわけです٩(°ω° )و
そんなわけで今回は、テクニカル分析の中でも特に重要な「3つの公式」にフォーカスしていきます。
あくまでも教科書通りの内容になりますが、ボクの実戦経験も交えながら紹介しますので「リアル取引のどこで役に立つのか?」という視点で読み進めていってください(´ω`*)
もくじ
3つの公式:①理論、法則
テクニカル分析の3つの公式。まず1つ目は「理論、法則」です。
これは一見ランダムに思える動きの中から規則性を見つけ出したモノで、プロの投資家たちはこういった理論・法則を肌感覚で実際のチャートに落とし込んでいます。
難しい用語を使っているのでパッと見難解な文章のようにも思えますが、読み進めていくと「あ、、、なるほど♪」と共感できる部分もあると思いますよ^^
ダウ理論
アメリカの証券アナリスト ”チャールズ・ヘンリー・ダウ” が提唱した、市場の値動きを6つの基本法則に当てはめた理論です(°∞° )
ここでは、ボクがチャート分析する時に最も意識している2つをピックアップして紹介します。
トレンドには3種類ある
ダウ理論ではトレンドを期間ごとに3つに分類しています。
長期トレンド(主要トレンド):1年~数年のサイクル。
中期トレンド(二次トレンド):3週間~3ヶ月のサイクル。
短期トレンド(小トレンド) :3週間未満のサイクル。
これら3つのトレンドは互いに独立しているのではなくて、中期トレンドは長期トレンドの一部分、短期トレンドは中期トレンドの一部分として捉えることができます。
チャートの中で「時間軸」がいくつも表示できるようになっているのも、この基本法則に則っているからなんです。
ちなみに、「長期・中期・短期」3つの時間軸を見比べながらチャートを分析する方法を「MTF分析(マルチタイムフレーム分析)」と言い、プロのトレーダーも使っている分析方法の1つです。
主要トレンドは3つの段階からなる
↑前に紹介した長期トレンド(主要トレンド)が出来上がるまでには「3つの段階」があって、そこから市場に参加している人の動向が読み取れるというものです。
先行期:少数の投資家が“底値買い”をする時期です。価格は、下落しているか底値圏で上下している状態から一気に上昇します。
追随期:市場価格の上昇を見て追随者が買いを入れる時期です。価格は徐々に切り上がって行きます。
利食い期:価格が充分に上昇したところを見て、先行期に買いを入れた投資家が売りに出て利益を確定する時期です。価格は上昇局面にあるものの、値幅は小さくなっていきます。
あくまでも「長期トレンド」に限定されていますが、この考え方は長〜中期のトレンドには当てはめることができます。
特に、大口投資家「クジラ」の動きが見えやすい仮想通貨市場では顕著に現れています。
エリオット波動理論
エリオット波動とは、もともと株式市場を分析するために生み出された理論で、アメリカのラフル・ネルソン・エリオットという人によって生み出されました(°∪°)
ちょっと小難しいのであまり知られていない理論ではありますが ”ダウ理論の「トレンドの3つの段階」を更に細かくしたもの”、と考えるとわかりやすいと思います♪
より詳しい解説はグーグル先生にお任せするとして、ココではボクが実際に分析する時に使っている2つを紹介します♪
インパルス波動
インパルスとは推進的(すいしんてき)なという意味です。
トレンド方向への動きは5つの波動になることが多いとされていて、それをインパルス波動といいます。
- 波動1初期の上昇(クジラ)
最初の「上げ」です。「今は割安だ!買いでしょ」と気づいた先駆者の買いの影響で始まるのが波動1の上げとなります。
少数の人というのは、ウソみたいな資金力がある大口投資家「クジラ」のことです。 - 波動2一時的な利食い下げ
波動1で買っていた人の一部が「利食い」することによって出来た一時的な値が下がりです。
ただ、ある程度下がると「やっぱり割安だ!」ってことになって買われるので、波動1の安値を割り込むことはありません。 - 波動3最大の上げ(イナゴ参入)
波動3が一番長く強い波動になる、と言われています。
実際に大きく上がれば多くの人の注意を引くだけでなく、値上がりに気づいて「俺も買いたい!私も買いたい!」というイナゴ組が生まれ、勢いを増して波動1の高値を大きく超えていきます。 - 波動4第2の利食い下げ
波動3で大きく上げた分、「割高」となり一部の人は利食いをします。
けどまだまだ買いたい人もたくさんいるので波動4は緩やかな下げになります。 - STEP.5頂点(出川組)
ここでほとんどの市場参加者が買います。
ここまで上げると「欲につられた大衆が買わずにいられなくなる」と考えられていて、いわゆる「出川組」が登場し始めます^^
↑これは「上昇トレンド」を想定した考え方で、「下降トレンド」の場合はこの逆の考え方になります(°∞° )
コレクティブ波動
コレクティブとは「調整」という意味で、5波からなるインパルス波動がひと段落すると次は「調整の波動」が始まるという考え方です。
調整の波動と言われてもいまいちピントきませんが、要するに「相場がある程度進んだ後に一旦値動きがモタつく現象」のことです^^
コレクティブ波動には21種類もの型があるのですが、ここではキホンとなっている3つの型だけ紹介しますね^^
- 基本の型①ジグザグ
インパルス波動とは逆に動く型のことです。 - 基本の型②フラット
横ばいのレンジ(ヨコヨコ)の動きです。 - 基本の型③トライアングル
レンジの一種ですが、レンジの形が三角形になるタイプのことです。
3つの公式:②インジケーター
テクニカル分析の3つの公式。2つ目は「インジケーター」です。
インジケーターは、先に紹介した「3つの公式:①理論、法則」を見つけやすくするための補助ツールとしての役割や、それ自体が値動きの特徴を分析するのに特化したもの等様々なものがあります。
「トレンド系」「オシレーター系」の2つに分類できるので、ここではそれぞれ2種類ずつ計4種類のインジケーターについて紹介します^^
相場の方向性を分析する「トレンド系」
トレンド系のインジケーターは、その名の通り「相場のトレンド(方向)」を分析するのに使うインジケーターです。
過去の値動きから「四則演算」「指数関数」のように小難しい計算式で求められた平均値や偏差値をグラフ化して、今の相場がトレンドなのか?トレンドではないのか?という判断をするために使うインジケーターです^^
単純移動平均線(Simple Moving Average)
移動平均線は世界中で最も使用されているインジケーターの1つです^^
線の向きに合わせて「上向き=上昇トレンド」「下向き=下降トレンド」「横ばい=レンジ」と判断することができますし、「ゴールデンクロス=買いサイン」「デッドクロス=売りサイン」といったエントリーサインも出してくれるので、一人二役を演じてくれるスーパーお利口さんなインジケーターです(و °ω°)و
直近の終値+1本前の終値+2本前の終値・・・+(N-1)本目の終値)÷N
(例)5日移動平均線の場合
5日移動平均線 = (当日終値+前日終値+2日前終値+3日前終値+4日前終値)÷5
ボリンジャーバンド(BollingerBand)
ボリンジャーバンドは、学校の「偏差値」をイメージしていただければわかりやすいと思います。
平均(受験だと偏差値50)からどれくらい値動き(受験だと点数)にバラつきがあるかを「標準偏差」という計算式で算出し、値動きの収まりやすい幅を線で示してくれるインジケーターです。
一定の確率で値動きが収まりやすい幅を『σ(シグマ)』と呼び、平均値からみて上を+1σ、下を-1σと呼びます。これを2倍したものが±2σ、3倍にしたものが±3σになります。
主な活用法は、「+2σを越えたら上昇し過ぎなので売り、-2σを越えたら下落し過ぎなので買い」といった見方です。
仮想通貨は突発的に大きく動くことが多いので、オシレーター系と併用してイチ早く値段の異変を察知したい時にスゴく便利です(°∪° )
相場の白熱具合を分析する「オシレーター系」
トレンド系の補助として使われることが多いオシレーター系のインジケーターは、相場の「上昇率・下落率」を計算して、そこから「市場の盛り上がり」を視覚的に表示してくれるモノです^^
なので、トレンド系のインジケーターと併用すれば「今のトレンドは盛り上がっている」とか「沸点まで来たからそろそろ盛り下がるぞ」という分析をすることもできるんです。
RSI(Relative Strength index)
一定期間の相場における「値上がり幅」と「値下がり幅」を活用して、値動きの強弱を数値で表し、買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを判断するインジケーターです。
一般的にはRSIが30から20を割り込むと買いシグナル(売られ過ぎ)、70から80を上に抜けてくると売りシグナル(買われ過ぎ)と言われています。
ただ、極端な値動きだと機能しなくなることもあるので、レンジ(ヨコヨコ)、緩やかな上昇トレンド、もしくは下落トレンドの時に有効です。
MACD(マックディー)
MACD(移動平均収束拡散手法)は短期の移動平均線と中長期の移動平均線を使用することで、買いと売りを判断する手法です。
ここで使用する移動平均線は通常の単純移動平均線と異なり、新しい価格のほうがより影響力が高いという考えから、新しい価格の比重を高めて計算されています。
MACDは基本となる線(テクニカル名と同じMACDという線)と、MACDの移動平均線であるシグナルと呼ばれる2本の線の推移でマーケットの判断をします。
3つの公式:③ライン
ラインは、チャートの中で意識されている(注文が溜まっている)「価格帯」を見つけるために使われる線のことです。
理論やインジケーターとは違い自分の経験と知識に基づいて線を引かなければならないので、どこに線を引くのか人によってバラつきがあります。
レジスタンス・サポートライン
サポートライン
サポートラインは別名、「下値支持線」とも言います。上図のように、価格がサポートラインまで下がってきたら、そこよりも下がらないように相場は反発しようとします。価格が「下値」のラインを越えて下がらないように「支持」する力が働くので、「下値支持線」です(°∞°)
レジスタンスライン
レジスタンスラインは、別名「上値抵抗線」と言われています。上図のように、価格が上昇して、レジスタンスラインに近づくと、そのラインを超えて価格が上昇しないように圧力がかかります。つまり、「上値」を超えないように「抵抗」圧力が働く線ということですね。(°∞°)
トレンドライン
トレンドラインは、ローソク足の高値同士または安値同士を結んで引く線のことです。安値同士を引いた右肩上がりの線を上昇トレンドライン、高値同士を引いた右肩下がりの線を下降トレンドラインといいます。
相場の流れを掴むために使われる一方で、支持線/抵抗線としても機能します。
フィボナッチ・リトレースメント
フィボナッチ・リトレースメント、価格の「支持帯」と「抵抗帯」を予測するテクニカル分析ツールの一つです。
世界的に有名なフィボナッチ数列から計算される「黄金比」を元に抵抗体を導き出すツールで、自然界や歴史的建造物・芸術作品にも存在しています。
チャートは、投資家の集団心理が入り込んで形成されているため、このような自然の摂理が働くと考えられます。
それゆえに、フィボナッチは世界中の大多数の投資家がみているテクニカルツールです。
まとめ:3つの公式は組み合わせが命
さて。
今回は仮想通貨FXで必要な「3つの公式」について紹介させていただきました。
ぶっちゃけ仮想通貨FXのみならず為替でも通用する公式なので、これから「FX」という大きなジャンルで幅広く躍動したい人は是非ブクマしていってくださいw
それと、今回紹介した公式は単体ではほとんど役に立ちません(°ω°)
ですので
・自分に合った「インジケーター」
・自分に合った「ライン」
これはバックテスト(検証)と呼ばれる作業ですが、バックテスト無くして成功は見込めません。
スポーツでも練習試合があるように、勉強でも練習問題があるように、何事も必ず「練習」は必要ですからね^^
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自分だけの「3つの公式」を手に入れて、仮想通貨FXで効率よく稼いでいきましょう〜♪
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